沖縄で有名な観光地といえば首里城です。
火災事故により大きな打撃を受けましたが、その復興が進んでいます。
首里城は、沖縄の各地に点在する「グスク」と呼ばれる城塞跡の一つです。
その独特な色合いや城壁の曲線美は唯一無二です。
そんな沖縄の誇る世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」をバーチャルに旅してみましょう!
予備知識も併せてお読みください。
首里城
外せないのは、最も有名なグスク「首里城」です。
実は地上部分の建築物群は戦時中に焼失し再建されたものですが、世界遺産として重要なのは、その城壁や地下の遺跡だったりします。
琉球王国の政治・経済・文化の中心地であっただけに、壮大さ・華やかさを感じます。
勝連城跡
沖縄で現存する最古のグスク跡です。
この城を拠点とした「阿麻和利(あまわり)」が乱を起こしましたが、それを鎮圧したことで、琉球王国の中央集権国家としての体制が整ったといわれています。
曲線の美しい城壁が見ものです。
玉陵(たまうどぅん)
1501年に尚真(尚氏王統第3代王)によって築かれたお墓です。
沖縄の伝統的な破風墓(はふばか)と呼ばれる、人家のような石造りのお墓です。
西室・中室・東室が連なっており、それぞれ王族の遺体が納められています。
斎場御嶽(せいふぁうたき)
琉球王国の祭祀をつかさどる「神女」の最高位「聞得大君(きこえのおおきみ)」の儀式が行われていた聖地です。
海の彼方に「ニライカナイ」と呼ばれる神の国があるとする琉球独自の信仰と密接に関連しています。
神秘的な景観を楽しめます。
まとめ
琉球王国のグスクやその関連遺産群は、第二次世界大戦で大きな被害を受けた沖縄の人々の精神的なよりどころになったといわれています。
一生に一度は訪れてみたい場所ですね。